アイテムの紹介
沖縄に自生する大きな葉っぱの常緑樹。耐寒性があまりないのですが、奈良では暖かい時期に植え付けておけば、落葉植物として育てられます。 冬場、葉を落とし、幹も一旦枯れ落ちたりしますが、春になると何もなかったように元気に芽吹きます。地下茎で増えるので、調子が良ければ近くから子株も生えて大きな塊のようになります。 ヤツデの葉に似ていて、カミヤツデという名前がつけられていますが、葉っぱのサイズは70cm程になり、かなり存在感があります。広いお庭が向いていますが、耐寒性の関係でやはり巨大にはなりにくいので、育てやすいかなと思います。 鉢植えで育てる場合は、冬は室内に取り込むか寒風、霜のあたらないところで管理するといいです。 成長も早いので、苗からでも十分楽しめます。
お届けする苗について
「ポット苗とは」
商品のページに記載されているポット苗の状態とは、私たち園芸店や生産者が管理するために使っている簡易の鉢です。素材はビニールやポリなどでできています。あくまで管理するための状態なので、一般家庭では排水性が良すぎたり、逆に水持ちが良すぎたり、そのセッティングはまちまちです。ですから、届いた苗は、できるだけ早く庭やプランターなどに植えることをオススメします。
慣れてくれば、ある程度、土を見ながら管理することもできますが、うっかり水を切らしてしまったなど、せっかくの苗を痛めてしまう原因にもなってしまいます。なお、観葉植物などが植えられているプラスチック製の鉢(プラ鉢)は、ちゃんとした土で植えられたものが多いので、そこまで神経質になる必要はありません。
「ポット苗のサイズから予想できること」
ポット苗は、基本的に幼苗が多いです。生育した立派な状態ではなく、これが同じものかと思うほどですので、あらかじめご了承ください。そのため、弊社のサイトでは、生育後のサイズ感も表記しておりますので、ご参考になってください。また、充実した株を提供する為に、5号や6号といった大きめのポット苗の場合もあります。最初から大きめのが欲しいという方は、ポットのサイズにも注目してみてください。
→○号=○×3センチです。詳細は鉢のコラムにて。
「季節によって葉っぱがないことも」
植物の中には、冬季に落葉するものや紅葉するものが少なくありません。冬はもちろん、晩秋や早春なども、葉っぱが枯れ込んでいたり、ない状態で届くこともよくあります。あくまでその植物の性質ですので、ご注文のタイミングによって、見た目にバラツキがあることをあらかじめご了承ください。